総合内科医のブログ

読んだ論文をゆるくまとめて載せるブログです。二次資料として使用される場合は責任をとりかねます。またご意見・ご指摘あればよろしくおねがいします。

Intestinal Lipomatosis

n engl j med 382;8 nejm.org February 20, 2020

 

74歳女性。

長期間にわたる腹部膨満を主訴に来院した。

腹部圧痛はなく腸蠕動音も正常であった。

CTでは小腸に多数の脂肪を認めた。

EGDでは、多数のpillow signをともなう粘膜下腫瘤を認めた。

生検で脂肪組織を認めた。

Intestinal Lipomatosisと診断された。

Intestinal Lipomatosisは大腸・小腸におこり、無症状のこともあれば腸閉塞などの症状を呈することがある。治療は切除しかないが、本症例は軽度の症状であり、経過観察がなされた。食事をうまくやりくりしながら3ヶ月後症状はかいぜんした。

 

はじめてしりました。

この病気自体。