総合内科医のブログ

読んだ論文をゆるくまとめて載せるブログです。二次資料として使用される場合は責任をとりかねます。またご意見・ご指摘あればよろしくおねがいします。

MGH 2016

Case 24-2016: A 66-Year-Old Man with Malaise, Weakness, and Hypercalcemia

66歳男性。 急性腎障害・高カルシウム血症をきたした。 うーん。正直この症例は反省です。 高カルシウム血症の鑑別で、え?PTHとPTHrpと活性型VitDないからわからないじゃん。って思っちゃいました。 骨にも病変あるから。腫瘍?副甲状腺機能亢進症でみられ…

Case 24-2016: A 66-Year-Old Man with Malaise, Weakness, and Hypercalcemia

66歳男性。 急性腎障害・高カルシウム血症をきたした。 うーん。正直この症例は反省です。 高カルシウム血症の鑑別で、え?PTHとPTHrpと活性型VitDないからわからないじゃん。って思っちゃいました。 骨にも病変あるから。腫瘍?副甲状腺機能亢進症でみられ…

Case 37-2016: An 86-Year-Old Woman with Leukocytosis and Splenomegaly

86歳女性。 白血球高値・脾腫の人。 所見では白血病でしょ?って思ったけど、末梢血液像に芽球なし。 WBC 20000-30000程度。 単球増加なし。 CML?と思っても、好塩基球・好酸球上がっていないな。って思ったり。 ちなみに ●骨髄増殖性疾患 ・CML BCR/ABL ・…

Case 31-2016: A 53-Year-Old Man with Diplopia, Polydipsia, and Polyuria

53歳男性。 両側外転神経麻痺・中枢性尿崩症で来院した53歳男性。 この時点で下垂体に何かありそうだとは思うんだよね。(まあただ両側外転神経麻痺は、下垂体病変では説明できないんだけど) その瞬間GPAとIgG4関連が(自分は)思い浮かぶんだけど。 ただ読んで…

Case 26-2016: A 28-Year-Old Woman with Back Pain and a Lesion in the Lumbar Spine

巨細胞腫は基本的に膝に起こり、体幹の骨に発生することは少ない。 一応椎体腫瘍の4%をしめ、巨細胞腫のうち3-7%が椎体に発生する。 ただ仙骨は4番目に後発する部位である。 病的骨折の原因となりうる。 今日はこれくらい。

Case 4-2016: A 58-Year-Old Woman with a Skin Ulcer, Fever, and Lymphadenopathy

前額部の潰瘍と発熱と左頸部リンパ節腫脹をきたした58歳女性。 これ聞いたとき、どんな風に考えますか? これを読んでいる最中に書いた僕のメモでは、SLE・SSc・ベーチェット病、、後ワンチャン菊池病かなとかって書いてあるけど、、 この症例のポイントは …

Case 36-2016: A 50-Year-Old Man with Acute Liver Injury

急性肝炎に「溶血性貧血」「急性腎障害」などのSLE的な要素が加わり、さらに「SpO2とSaO2の解離があるとき」 HEV感染には様々な合併症が伴うということ。 羅列すると ・ギランバレー症候群 ・末梢神経障害 ・急性糸球体腎炎 ・HLH ・G6PD欠損があると、溶血…