2020-05-23から1日間の記事一覧
巨細胞腫は基本的に膝に起こり、体幹の骨に発生することは少ない。 一応椎体腫瘍の4%をしめ、巨細胞腫のうち3-7%が椎体に発生する。 ただ仙骨は4番目に後発する部位である。 病的骨折の原因となりうる。 今日はこれくらい。
前額部の潰瘍と発熱と左頸部リンパ節腫脹をきたした58歳女性。 これ聞いたとき、どんな風に考えますか? これを読んでいる最中に書いた僕のメモでは、SLE・SSc・ベーチェット病、、後ワンチャン菊池病かなとかって書いてあるけど、、 この症例のポイントは …
急性肝炎に「溶血性貧血」「急性腎障害」などのSLE的な要素が加わり、さらに「SpO2とSaO2の解離があるとき」 HEV感染には様々な合併症が伴うということ。 羅列すると ・ギランバレー症候群 ・末梢神経障害 ・急性糸球体腎炎 ・HLH ・G6PD欠損があると、溶血…
亜急性進行性の低ナトリウム血症・全身倦怠感・左腕/左顔面の不随意運動を来した79歳 男性。 LGI1抗体脳炎とは、、 まあたしかに、低ナトリウム血症と不随意運動の動きがパラレルではないなと思ったけど、、MRI陰性の時になんとなく棄却してしまったな。 す…
へえ。ヒストプラズマか。 てかこの解説。後付け感を感じるけど。 さて、Histplasma capsulatumは二形成真菌で、鳥・コウモリの排泄物・ブラックバードのねぐら・流行地域の洞窟などから胞子(菌糸系)を吸入することで生じる。 吸入した胞子は、肺胞内で酵母…