フランソワ・オゾン監督
はじめてみたけど。
二重螺旋=DNAだよね。
それが双子でメタファーされている。
そして、主人公のクロエ自身も双子。ブラックジャックのピノコみたいな奇形嚢腫だけど。
そしてこの双子自体が父性的(ルイ)なものと母性的(ポーランド)なもののメタファーなんだね。まさに染色体が交わるみたいに。
この作品は最終的に双子が一つになる=DNAの螺旋構造が一つになることで、1人の人間を示している。が、あのラストででてくる姉はなんなのだろう。
結局DNAの構造を超えた何かがそこにあるの?なにかちがう気がする。