Massive Splenomegaly from Disseminated Mycobacterium avium–intracellulare Infection
29歳HIV感染の既往があり、腹部膨満感と盗汗を訴えて来院した。
彼は抗HIV薬を時々内服していないときがあった。CD4は18, HIVウイルス量は検出されなかった。
身体診察では著しい腹部膨満と脾腫と腹部全体の圧痛を認め、腹部CTでは巨脾を認め、脾梗塞が多発していた。
脾動脈塞栓術が行われ、その後脾摘出術が行われれた。
脾臓の病理では、壊死組織と紡錘形の組織球がみとめられ、抗酸菌染色でMycobacteriumをを貪食している紡錘形の組織球を認めた。mycobacterial spindle- cell pseudotumor と診断し、その後血液培養でMycobacterium avium intracellulare complexが検出され、エタンブトール・リファブチン・クラリスロマイシンが開始された。その後長期治療を開始して患者は退院した。
はじめてしったけど、
『血管を犯す』タイプの病気やな。そして『腫瘤も作る』
Invasive + Neoplasm的な病態。。