Case 10-2020: An 83-Year-Old Man with Pancytopenia and Acute Renal Failure
N Engl J Med 2020;382:1258-66.
83歳男性
急激に進行する腎不全と汎血球減少とトランスアミナーゼ・CK上昇を呈して来院した。
汎血球減少は、Hapto下がっていないし、レチクロ上がってない。DICも起こしていて、骨髄とDICか、、TTPとかHUSは違うかなー、一瞬白血病とか思うけど、白血病にしては腎不全とCK上昇(溶血してもいないのに)わからないなって感じ。
この組み合わせの居心地の悪さ
MGHに特徴的な、、やつね。。
なんでしょう。
答えはAnaplasma phagocytophilum
あ、ちなみにAPLは、骨髄に白血病細胞がpackされていて、末梢血に芽球が出ないことがあるらしい。どちらかというと正常な幼若白血球が骨髄から押されて出てくるイメージ。
ただ、この症例では、筋肉を犯すのはよくわからないよね。。って話。
もちろん骨髄穿刺・生検をしますが、、この症例では一歩先をいかなければわからなかっただろうん。
わかった方。
すごいですね。
次回以降にレビュー的なの載せて、どうやったら疑えるだろう視点で連載していきます。
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あとで勉強すると、いろいろよくわからないことが、、、
まず
・貧血ってなにこれ?骨髄抑制なの?
・AKIってどうしてなったの?
などなど。。